アンソロジー『詩の檻はない』に詩「虹彩」で参加

   2024/04/07

2023年8月15日発行の書籍『詩の檻はない ~アフガニスタンにおける検閲と芸術の弾圧に対する詩的抗議』に、詩「虹彩」で参加しています!

以前の記事でも紹介しました通り、アフガニスタンのタリバン暫定政権による詩作禁止令に抗議するために世界中の詩人から集められた詩作品のアンソロジーが日本とフランスで出版されることになりましたが、
そのうち日本版の発行が8月15日に決定!
二条を含む36名の国内詩人と、21名の海外詩人(英語からの日本語訳)の作品が掲載されております。

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「詩の檻はない ~アフガニスタンにおける検閲と芸術の弾圧に対する詩的抗議」購入ページ

実は少々校正のお手伝いをさせていただいた関係で、拙作だけでなく全掲載作品を繰り返し拝読しましたが、
国籍も文化も性別も立場も違う詩人たちがこの現状をどのようにとらえ、どのように表現しているか、とても興味深く考えるところの多い1冊であると感じました。
この書籍上での皆様との邂逅を、忘れることはないと思います。

2月に柴田望さんのtwitterでBaamdaadの呼びかけを知り、詩を書き下ろして送付したときは、まだ書籍化という話自体も出ておらず、まさかこれほど大きな動きに広がっていくとは思いませんでした。
作品を寄せた詩人のご一同はもちろん、ボランティアで編集や翻訳などに携わってきた方々にも、心より敬意を表します。

なお8月24日(木)に旭川で開かれる刊行記念イベント「世界のどの地域も夜」に、二条も出演してきました。
詳細はこちらの記事にてご確認ください。

★11月下旬にフランスのOxybia社より、フランス語版書籍『Nulle prison n’enfermera ton poème』が出版されました!
拙作の仏語版も掲載されております。
書籍の詳細は別記事をご覧ください↓
フランス版『詩の檻はない』=『Nulle prison n’enfermera ton poème』に掲載

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