朗読イベント「ぽえとる? in 俊カフェ」に参加
2020年3月7日(土)、札幌市にある俊カフェで開催されたイベント「ぽえとる?~ポエトリーリーディングを知らない漫画家がポエトリーイベントを開催してみた~」にて、自作詩の朗読をしました!
札幌在住の漫画家・町田すみさんが主催する詩の朗読イベントが初開催されるということで、ご案内を頂きまして。
夏にPSJキャスポス大会に参加してから半年余りしか経っていなくて、実を言うとまだそんなに人前に出たい気分でもなかったのですが、2月半ばあたりから動機付けになるような事情がいろいろと持ち上がり、勢いで参加表明。
出れば出たでしっかりスイッチが入りまして、有意義な時間を過ごさせていただきました。
主催者やコメンテーターの井原裕樹さんも含め計16名の朗読が披露されましたが、かなりの遠方からいらした方もあり、なかなかの盛況だったと思います。年代も作風も詩歴も幅広かったですね。
朗読後の感想タイムはみんな遠慮がちで、特定の人しか喋らない感じでしたが、休憩時間になるとお互いに感想を伝え合い、いい交流の場にもなっていたようです。
印象に残った詩のフレーズを参加者みんなでパネルに寄せ書きして、後日それを別イベントで展示するという試みもよかったと思います。朗読した音声は消えても、形として残るものがあるというところが。
ちなみに二条は5分の持ち時間をめいっぱいつかって、「観音」「手紙漁解禁」の2編を朗読。
比較的ストレートなリーディングをされる参加者が多いなか、やたらと動きたがる二条のパフォーマンスは若干、浮いていた感もありましたが……感触としては、まずまず面白がっていただけたのではないかと。
特に、その時点で未発表最新作だった「手紙漁解禁」への反響が大きく、発表への自信につながりました。
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3月上旬と言えば、道内は新型コロナウイルス感染拡大の懸念が高まりつつありイベントには逆風と言える状況でしたが、しかしそれでもまだ迷う余地のある時期でした。
会場も参加者もリスク低減のため最大限に注意を払い、マスク着用・手洗い・換気を徹底しながらも決行されたことは、結果論かもしれませんが個人的にはよかったと思っています。
だってその後は、とてもイベントなんて開けない状況になってしまいましたからね……。
当イベントのレビューは、5月1日発行の「詩素」8号にも寄稿しています。よろしければご覧ください。
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