虚の筏23号に詩「明晰夢―『眠』字解」掲載
洪水企画刊 「虚の筏」23号(2019.7.1発行)に、詩「明晰夢―『眠』字解」を寄稿しました!
写真は印刷版ですが、電子版(PDF)が無料配布されていますので、上のリンクからご覧ください。
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「眠」という漢字を偏「目」と旁「民」に分解してみますと、
まず「目」は言うまでもなく「開かれた目」の象形、そして「民」は一説に「針で刺して潰された目」の象形だと言われています。
この組み合わせと、ご存知グリム童話「いばら姫」の世界観とを混ぜ込んだ結果、なんとなく夢見の悪い作品に仕上がりました。
蛇足ですが、私は割と明晰夢(夢だという自覚のある夢)を見ます。
子どものころはよく悪夢を見ましたが、大人になってからは展開をある程度コントロールしてバッドエンドを回避できるので、あまり後味の悪い目覚めをすることはなくなりました。
まあ、本当の悪夢は、目覚めた後の現実にあったりするんですけどね。
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今号の執筆者は二条のほかに、
神泉薫さん、伊武トーマさん、たなかあきみつさん、久野雅幸さん、海埜今日子さん、平井達也さん、編集発行人の池田康さん。
洪水企画のサイトにはバックナンバーも掲載されています。1,6,10,13,22号以外のすべての号に寄稿していますので、よろしければぜひお時間のあるときにでもお目通しいただければ幸いです!
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