「詩の朗読&トークLIVE~王国への道~」開催
2025年9月20日(土)、俊カフェ(札幌市中央区)にて朗読イベントを初主催しました!
今までいろいろなイベントに参加させていただいてきましたが、自分が中心となっての開催は、オンラインを除けばたぶん初めて。
(きっかけについてはこちらの記事の後ろのほうに…)
今回は2冊の詩集を取り上げて、特別ゲストとのトークも交えつつ、収録作品をピックアップして朗読しました。
●第一部
Guest: 町田すみ(漫画家)
Featured Book:
二条千河 最新詩集『わたしたちは道をつくる/ちがう生きものになるために』(私家版、2025年8月)●第二部
Guest: 野樹かずみ(歌人)
Featured Book:
蝦名泰洋 著・野樹かずみ 編『王国を見にいくと言い残して』(書肆侃侃房、2025年3月)
※蝦名さんと詩集『王国を見にいくと言い残して』につきましては、こちら(外部リンク)をご一読いただけたら幸いです。
<イベントレポート>
おかげさまで12名のお客様がご来場。詩人・歌人・朗読にご興味のある方などジャンルを超えてお集まりくださいました。
この9月は札幌市内で他にもさまざまな文科系イベントが開催されていましたが、そんな中でもこの小さな朗読会をお目に留めてくださったこと、心より感謝いたします。
第一部は町田すみさんに進行をお願いしていたので、大船に乗ったつもりで他人事のような顔をしながら呑気に受け答えして、よく考えると大変失礼な話でした。
油断していたら思わぬところで鋭いパスが来て、内心ちょっと焦ったりもしましたが……
最後は詩集のsideR(わたしたちは道をつくる)を二条が、sideL(ちがう生きものになるために)を町田さんが担当して交互に朗読し、両面詩集ならではのコラボパフォーマンスを披露できたのはとても楽しかったです。一度も合わせずぶっつけ本番なのに、まったく違和感がありませんでした。
第二部、私にとってはいよいよ本番(これも失礼な言い方ですが)。広島県在住の歌人・野樹かずみさんを特別ゲストとしてお迎えし、生前の蝦名さんとのご交流について伺ったり、お持ちいただいたラジオ出演時の音声を聴いたり、イベント開催に至る経緯などお話ししたり。朗読は6編の詩に加え、谷川俊太郎さんについて触れたエッセイの一節などもご紹介させていただきました。
かなり詰め込み気味にはなりましたが、会場の皆様から温かいリアクションをいただき、ゲストのお2人にも楽しんでいただけたようで何よりでした。
ただの勢いでいろいろな人を巻き込んでしまいましたが、個人的な悔いにもケリをつけることができ、やってよかったと思います。
改めまして、ご協力くださった皆様、お見守りくださった皆様、ありがとうございました。
<「詩の朗読&トークLIVE~王国への道~」 開催情報>
開催日 2025年9月20日(土)
開催時間 15:00〜17:00(受付は開始30分前から)
会場 俊カフェ(札幌市中央区南3条西7丁目4-1 Kaku imagination 2F)
参加料 2,500円(1ドリンク付)
定員 20名(予約優先)
ご予約・お問合せ 二条宛メール・DM、もしくは俊カフェ ℡011-211-0204 (14:00~19:00/火曜定休)迄
よろしければコメントをどうぞ!