第2回文学フリマ札幌に初出店!

   2018/06/24


2017年7月9日(日)開催の「第2回文学フリマ札幌」に初出店しました!(ブース番号:え-36

白老に拠点を替えて7年、二条千河が久々に古巣・札幌に出没。
札幌在住時代の受賞作品をまとめた手作り詩集『宇宙リンゴのID』に加え、2017年春の「文学フリマ前橋」にて(一部で)話題になった三国志詩集『赤壁が燃える日――現代詩「三国志」』&別巻『赤壁前夜』、さらには白老で生まれた詩と撮影した写真を組み合わせたポストカード「しらおいPOETOGRAPH」シリーズを新たに制作、出品しました。

<出品した作品>
・三国志詩集『赤壁が燃える日――現代詩「三国志」』
・同別巻『赤壁前夜』 ★文フリ限定!
・詩と写真のポストカード「しらおいPOETOGRAPH」(7種類) ★NEW!
・札幌在住時代の作品を集めた手作り詩集『宇宙リンゴのID』 ★復活!

各商品紹介は、リンク先の「WEBカタログ」をご参照ください♪

<イベントレポート>
文学フリマ自体が(出店・来場含め)初参加。ブース設営も勝手がわからず、周りを盗み見ながらなんとか形にしたという感じでした(しかし盗み見た相手も初出店だったそうな)。

↑分身も連れていきました

テーブルのサイズは予め知らされていたのでわかっていましたが、バックヤード(座るところ)が予想以上に窮屈で、後ろのブースの方とほぼ背中合わせ。申込多数の場合は抽選になるところを頑張って詰め込んでくれたのだなぁと、そこは事務局のご苦労がしのばれるところではありましたが、キャリーケースの置き場には苦労しました。

開場後はクローズまで常に人が流れている感じで、盛況だったと思います。もう少し暇になる時間があるかと思っていましたが、なかなかどうして。トイレに行くにも隙を見て抜けるといった具合で、見本誌や他の出展者のブースをゆっくり見たければ、誰か店番を連れてくるしかないようでした。

↑なお、「宇宙リンゴのID」という詩が収録されているわけではない

で、そんな中での二条のお仕事は、たまたま前を通りかかってしまった皆様へ自作の掲載されているフリーペーパー(洪水企画「虚の筏」印刷版)を配布するのがメイン(たくさん持っていきすぎて、なんとか帰りの荷物を軽くしたかった)。
しかし、上記にご紹介した有料の詩集やポストカードも、思った以上にお手に取っていただけました。特に『宇宙リンゴのID』は(もともと在庫数が少なかったのですが)まさかの完売。「赤vs.白」のコンセプトは、第三の色「黒」に軍配が上がるというまさに三国志的な展開になりました。

面白かったのは、「宇宙リンゴのID」というタイトルに反応する方、「三国志」に反応する方、「白老」に反応する方、けっこうくっきり分かれていたこと。印象が分散して損をしたのか、それとも幅広い層にアプローチできたと考えるべきなのか難しいところですが、とりあえずいろいろな方といろいろなお話ができたのはよかったと思います。正直、詩の話だけだと、ちょっともたない(←詩人にあるまじき…)。

近年は詩誌上での活動が多かったので、ほぼバーチャル詩人化していましたが、久しぶりに生身で活動することで多くの刺激を受けました。他の出店者さんの作品を少ししか買えなかったのは心残りでしたが、ひとまずは参加してよかったと思います。

以上、雑駁ですが参加報告でした。会場内の写真をほとんど撮らなかったので、雰囲気が伝わりづらくて恐縮です。
来年も同時期に開催されるとのこと、また何らかの形で(出店でも一般来場でも)参加できればと思います!

<第2回文学フリマ札幌 開催情報>
開催日  2017年7月9日(日)
開催時間 11:00~16:00予定
会場   さっぽろテレビ塔 2F(北海道札幌市)
入場料  無料
その他詳細はこちら↓
 http://bunfree.net/?sapporo_bun02

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